環境にやさしい、エコ掃除に挑戦!

環境にやさしい、エコ掃除に挑戦!

環境に優しくお掃除ができると評判の「重曹(じゅうそう)」。でも使い方が良く分からないと言う方も多いようです。重曹の使い方について、分かり易くまとめてみました。今年の大そうじでぜひ挑戦してみて下さい。

重曹の他の呼び方、ベーキングソーダ、炭酸水素ナトリウム、 重炭酸ソーダ、 重炭酸曹達、 重炭酸ナトリウム、 酸性炭酸塩ナトリウム

重曹を手に入れよう
重曹は基本的にはスーパーやドラッグストアで購入できます。
でも重たいのでインターネット通販で購入するのが賢い方法。
重曹にはいろいろな表示名があり、メーカー等によって呼び方がバラバラ。
右のリストにまとめてみました。
精製の度合で、工業用・食用・薬用と3つのグレードに分かれています。食用・薬用は人が口に入れても大丈夫ですが、価格は高めです。

重曹の作用
重曹は酸性の汚れを溶かして落としやすくしてくれます。
     酸性の汚れ
     ・キッチンの「油汚れ」「食べ物汚れ」「ヘドロ汚れ」
     ・車の排気ガスや工場の煙などの「ばい煙汚れ」や「タバコのヤニ」
     ・人間や動物の「皮脂汚れ」等

掃除用具

重曹以外に用意するもの
・お酢(旨味の強いものよりも、安価な醸造酢がお勧め)またはクエン酸
・布、雑巾など(小さ目が使いやすいです。)
・スプレー容器(目盛りがついていると便利)
・使い古しのスポンジと歯ブラシ
・アルミ以外の素材の鍋
・新聞紙
・ゴム手袋(手荒れ防止に)

まずは重曹水を作りましょう
重曹は粉末で使う事もありますが、重曹とお水を混ぜた「重曹水」としてスプレーして使う場面もありますので、まずは重曹水を作りましょう。
重曹は常温のお水にはあまり溶けませんので、水に対して5%程を加えます。目安としては100cc程のぬるま湯に、大さじ1~2杯の重曹を加えます。
重曹水を作ったらスプレー容器に移し替えておくと使う時に便利です。
お酢も5倍程度に薄めてスプレー容器に入れておきましょう。

換気扇
羽が取れる換気扇の場合は、シンクに置き重曹の粉をふりかけて、5分程重曹に油汚れを吸わせます。濡らした布で重曹ごと拭き取れば、油がボロボロとれます。
細かい部分は歯ブラシで掻きだして、最後に熱めのお湯ですすぎ、乾かします。
換気扇のフードの中は、重曹水を液だれしない程度に布に染み込ませながら、拭き取りましょう。
最近の複雑な構造の換気扇の場合、羽の部分でケガをしたりする事もありますので、専門の方にお願いするのも一案です。

コンロ
コンロに使われている「五徳」。歯ブラシに重曹を付けて、擦っただけでは取れない時のとっておきの方法があります。
アルミ以外の鍋に水で20倍に薄めた重曹水(水1リットルに対して重曹を50g入れる)を張り、五徳を入れて火に掛け、「煮洗い」します。
五徳の塗装が取れてしまう事があるので、あまり長時間火に掛けないように注意して下さい。
五徳の汚れがはがれ始めたら、鍋から取り出して、スポンジや歯ブラシで汚れを擦りだしましょう。

キッチンの家電
キッチンまわりの電化製品は、調理の時にでる油とホコリがついています。まずコンセントを抜き、電化製品は水気を嫌いますので、直接スプレーはせずに、布に重曹水をスプレーして汚れを拭き取りましょう。
冷蔵庫の中を掃除するには、まず食材をクーラーボックスに移しましょう。冬は食材が傷みにくいので、年末の大掃除が丁度いいタイミングです。
重曹水をスプレーしたあと、乾いた雑巾でしっかり拭き取ります。拭き残しがないよう、乾いた雑巾を多めに用意して下さい。

トイレ
年に1回は念入りにやっておきたい便器内部には、重曹の粉をたっぷりとふりかけて、しばらく置いてから擦りましょう。特に普段は見えない「縁裏」もしっかりと擦っておきましょう。
床や壁も、重曹水をスプレーしてから拭き取りましょう。
ただ、少ないですが壁紙がクロスや無垢板の場合は重曹で変色してしまいますので、その場合は乾いた雑巾で乾拭きする位にとどめておきましょう。

水まわり
普段、清潔に保つ心掛けをしている洗面所やキッチンの水まわりでも、フチやヘリなどはどうしても汚れが残りやすいですよね。汚れて見えるのは、水アカよりも食器を洗った際に飛び散った油等やカビが頑固にこびり付いている事が多いようです。
古い歯ブラシに重曹の粉を付けながら優しく擦り、汚れを掻き出すようにします。その後、今度はお酢をしみ込ませた布で軽く拭き取れば、水アカもキレイに除去する事ができます。
蛇口もお酢を付けた布を少しの間被せておいてから拭くと、ピカピカになります。
お酢の香りが苦手な方は、お掃除用のクエン酸で代用する事ができます。

排水口は、石鹸カスなどいろいろな種類の汚れが溜まります。まずは重曹の粉末をしっかりとふりかけ、重曹に汚れを吸わせます。5分程置いてから歯ブラシで軽く擦ります。パイプ掃除用のブラシがあると深くまで掃除する事ができます。
重曹で酸性の汚れを取ったら、次はお酢(またはクエン酸)を使って、石鹸カスなどアルカリ性の汚れを除去しましょう。
先程と同じで、今度はお酢をかけ、十分になじませます。そしてブラシで擦れば完了です。

お風呂の浴槽も、皮脂汚れがついている事がありますので、重曹の粉をふりかけたスポンジで、円を描くように、やさしく擦ります。シャワーでしっかりとすすぎましょう。


家の大掃除で時間が掛かってしまうのは、枚数が多い窓。繰り返し乾拭きしても、曇りがなかなか取れなくて、毎年苦戦してしまいます。
そこで窓のお掃除には、新聞紙がお勧めです。新聞紙のインクが、洗剤とワックス両方の効果があり、雑巾と違って細かい繊維がくっつく事もありません。
使い方は簡単。新聞紙を水で濡らしてしぼり、拭きます。次に、今度は乾いている新聞紙で水気を拭き取ります。

ただ、建物が交通量の多い道路に面していたり、近所に工場がある場合は、「ばい煙汚れ」がこびりついていますので、重曹水の出番です。
重曹水を液だれしない程度に窓に吹きかけ、布やスクイージーで拭きとります。
そのままだと白い筋が残ってしまいますので、乾いた新聞紙で拭きとりましょう。
ただ、サッシがアルミだと、重曹で黒く変色してしまいますので、その場合は窓専用のクリーナーを使用します。

網戸も同様に重曹水をスプレーして、少し置いてから雑巾などで拭き取ると、キレイになるのでお勧めです。

掃除する男性

重曹を使う際の注意点
重曹は「環境にやさしいエコ掃除」として「魔法の粉」と言われる事もありますが 何にでも使って良いというわけではありません。
使ってはいけない素材は2つ、無垢の木材や畳等「自然素材」と「アルミ」です。
重曹に反応して変色してしまう事があります。
他にも注意して頂きたいのは、ゴシゴシ擦り過ぎたり、表面に重曹が残っていると 塗装やコーティングが削れてしまいます。
また、タンパク質等を溶かすアルカリ性ですので、大量に吸い込んでしまったり、 目に入ったりしないようにご注意ください。


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