私たちのカラダの中で作られる「酵素SOD」

旧芝離宮
旧芝離宮 恩揚庭園 2013.09.14 撮影:伊東 章

はじめに

暑さ厳しい夏も、終わりに近づいてきました。
春、種をまき、夏に大きな花になる「ひまわり」。
その「ひまわり」は秋のそよ風が吹く頃に姿を隠す。
夏が終わり、爽やかなる秋が始まりました。
カラダを動かすのも、ゆっくりと読書も、とても季節です。
そして、これから、秋も深まると、紅葉のシーズン。
でも、もう少し先の話ですネ。

予定が入らなければ、私の週末は、田舎の山で過ごしています。
山から車で15分降りると、源泉が湧き出て、かけ流しの「川根温泉」に到着する。
朝の9時から2時間、プールでカラダを動かし、温泉に浸かる。

それから、私の日課の仕事が待っている。
結構忙しい!
ところで、温泉といえば「台湾の北投温泉」をご存知ですか?
医学的にも病気の治療や回復の養生所として認められている。
それと同じように、日本にも「玉川温泉」があります。
この二つの温泉は、自然界に存在する天然のラジウムを放射し、病気療養に効くみたいだ。

私は、数年前に、静岡空港から飛行機でビュ~ンと北投温泉へ行ってきました。
滞在日数2日間では、効果などは分からなかった。
来月は、もう一つの秘境と言われている「玉川温泉」へ行ってきます。
又、お伝えします。

今日のお話は、私たちのカラダの中で作られる「酵素SOD」

SODとは、「スーパー・オキサイド・ディスムターゼ」の略です。
まずは、「酵素SOD」の働きから説明すると、カラダの老化や病気の85%に関与している「活性酸素」を積極的に消去してくれる。

私たちのカラダの中で作られ、カラダを守る力強い味方。

鏡を見れば、目に入る「シミ」「シワ」「タルミ」。
さらに、老化によるカラダ全体の衰え。
やっぱり! やっぱり! 気になりますね。
これも、「活性酸素」が関わっているみたいだ。
ここで、でもね~ が一言!
人の老化は「活性酸素」だけではありません!
「老化説」はいくつかあります。
まだまだ、未知の世界。
将来、研究が進めば新たな発見が出てくるでしょう。

しかし、現時点、人の老化について最も注目されているのは、“活性酸素” 説です。

しかし、うまく出来ているのが、私たちのカラダ。
バランスよく「活性酸素」に対抗する酵素も生み出されている。
それが、「酵素SOD」とその仲間たちです。

ルイボスティー
左が生葉ルイボスティー、右はプレミアム・ルイボスティー

ここで一休み。
さわやかに、抗酸化ルイボスティーを飲みましょう。

「活性酸素」を除去する「酵素SOD」のお話に入ります。

では「酵素SOD」は、どこで生まれるか?
先程の話の通り、私たちのカラダの中でせっせと作られている。
それと同じように、「SOD酵素」の仲間も作られている。
その仲間とは、カタラーゼ、グルタチオンペルオキシターゼ、グルタチオン還元酵素など。
この仲間は、「活性酸素」に対して戦い方は違うが、別の方法で攻撃をする。
色々の攻撃方法はあっても、「活性酸素」に対抗する酵素の中では、一番、主役で攻撃する力が強いと思われるのが「酵素SOD」です。

「活性酸素」と「老化や病気」の関係の研究が進むにつれて、医学界でも、この「酵素SOD」の存在が注目されてきました。

もし「酵素SOD」の産生量を自由に増やす事ができれば、おそらく老化の進行も遅くなり、元気な生涯を全うする「健康寿命」は、今よりも大幅に延びるだろう。
「健康寿命」とは、何でも自分でできる、健康なカラダの年齢です。

厚生労働省関連の資料によると

女性 男性
「平均寿命」86.3歳 「平均寿命」79.5歳
「健康寿命」73.6歳 「健康寿命」70.4歳
12.7歳の差 9.1歳の差

この差を少なくすることが、とても大切な事なんです。

原因の1つが「活性酸素」なら、老化の進み方、さらに、ガンや動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病も激変するでしょう。
そう思いませんか?
でも、残念なことにこの「酵素SOD」は、年齢を重ねることによって、産生能力が落ちてきます。
数はあるが力が弱まる。
産生能力は20歳位がピークです。
40歳くらいを境に下り坂になる。
でも、がけを転がり落ちるほど早くはありません!

環境ストレスの増加

では、なぜ「活性酸素」が増えるのか?
私たちが歩んでいる生活環境は、とても便利な文明社会。
住みやすい反面で、ストレス社会とも言われている。
これは、「活性酸素」が産生されやすい環境なのです。

通常の「酵素SOD」の量では、この、過剰に発生する「活性酸素」を、「酵素SOD」の量では、とても太刀打ちできない。
先程のお話で触れましたが、歳を重ねると共に「酵素SOD」の活性力が落ちてくる。
いや、「活性酸素」の量が増えている。と言った方が正しいような気がします。

この事は、若い人たちにも影響があります。
かつて、大人の病気と言われた「成人病」。
今では、生活習慣病と言われている疾患。
ひろがりを見せています。
更に、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー疾患が急増する原因にもなっているみたいだ。
「活性酸素」が過剰に増えたのは、一言で片づけるならば、文明が進み、社会生活の変化と思われています。

それは、環境汚染、食生活、社会の激動によるストレス、複雑な対人関係などがあげられます。

SODに頼るだけでなく、まずは、「活性酸素」の発生を少なくする事が大切です。

伊東 正

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