今月のすこやか通信 vol.042

hr_photo_042_1

花粉がビューンと飛び散る季節がきました。

日本気象協会では、昨年10月~11月、全国で花芽の成育状態を調査。その結果、夏の猛暑の影響で杉などの花芽がよく育っていることが確認されました。

「2011年の花粉飛散量が多くなることはほぼ確実」と見通され、花粉の飛散数が少なかった2010年春に比べると、およそ2~10倍になると予想。
近畿地方と東海地方では10倍以上になる所がある見込みです。

これが、日本列島に住んでいる私達に訪れる環境です。

40年前、まだ花粉症とかアトピーと言われない時代でした。私は、春になると目が真っ赤に充血し、眼医者さんから、目薬をいただきました。その頃は、○○アレルギーとか過敏症かな?しか言われなかった。

当時、私は、毎年2月中旬から、美容の研修などで、短期間ヨーロッパへ。
お金もないから、羽田から北周りアンカレッジ経由。
途中、アンカレッジ空港の乗り継ぎ待ち時間が異常に長い、格安航空券で出発しました。
旅行で、いつも、不安なのは、現地についてもウサギのような真っ赤な目だったらどうしょうと・・・・。

しかし、その不安もなく、飛行機が空に舞い上がると機内で、かゆみや、充血した眼が、少しずつ和らぎ、アンカレッジに着くころには、赤目を隠すサングラスが不要になっていた。

海外では快適な生活が送れた。さあ、帰国となり、羽田に到着。飛行機からタラップを降りると、いきなりクシャミが始まり目は充血してしまう。

夢膨らむ20代の頃は、睡眠不足と円形脱毛ができるほどのストレスと大切な食事も偏り気味。
自分のこの症状は、「生活習慣を正しなさい!」と神様からの警告と思います。

もちろん、今は全くその心配はありません。

今回のお話は、貴方が、睡眠や、食生活もバランスがとれた方なら大丈夫!(釈迦に説法ですね。)
花粉が例年より何倍も飛び散っても大丈夫でしょう。

さて、本題に入ります。

花粉が体内に吸い込まれると、くしゃみとか咳・鼻水等の症状が出る人もいれば、全く出ない人もいる。
この症状は、体内に入り込んだ異物をくしゃみという暴風で吹き飛ばし、鼻水などで異物を外に放出する姿が一般的に花粉症の症状ですね。
花粉を異物と認識して、体外へ追い出す防衛本能だから大切な生体のメカニズム。

だが、続くと辛く苦しいものです。
この症状は、花粉だけのせいでなく、アレルギーを引き起こす別の要因もあります。

丹羽靱負博士も『1970年代をさかいに環境汚染が極端に増え、活性酸素が溢れている。
アトピーなども、子供時代の病気で、学校に行く頃には治ってしまう病気だった。
しかし、今では成人しても治らない悪化の道をたどっている』と話されている。

花粉症アレルギーの原因の一つとして大気汚染とかの環境問題もあげられている。
過去、杉・ヒノキを植林した国策もあった。近年は建築様式の変化で輸入材とか、新建材などで、杉・ヒノキの需要が少なくなった。
後は、お話をすると長くなるから、今日のテーマの花粉症の予防についてお話しましょう。

予防法として、私達の生活習慣が大きく関わってきます。
子供さんの花粉対策は、お母さんの愛情あふれる日常が決め手。バランスのとれた食材を選びましょう。

修命会・土佐清水病院で受診されている患者さまは、病院で渡された食生活のガイドラインを参考にして下さい。
どこの病院でも、お話すればもらえると思います。

アレルギーの方の摂りたい食品とその働きをご紹介致します。

○野菜・果物(天然ビタミンC)
抗酸化作用があり、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンという物質を抑える。

○緑黄色野菜(天然ビタミンA)
鼻や喉の粘膜を強化し花粉症などの異物の侵入を抑える。

○有機ルイボスティーや、ルイボス抽出エキスがおススメです。(ポリフェノール類)
抗酸化作用や抗アレルギー作用があり、アレルギー物質の過剰生成やアレルギー反応を抑えてくれる。

○ヨーグルト(乳酸菌)・納豆・味噌・醤油・ぬか漬けなど(発酵食品)
腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えることで免疫力をアップさせる。

○いわし・さば等の青魚(DHA・EPA)
アレルギー症状を誘発する物質の作用を抑制する。

○根菜類・生姜・ねぎ・シソ等
身体を温め、免疫機能アップの手助けとなります。

避けたい食品は何か?
高カロリー高たんぱくの食事、インスタント食品や加工食品、砂糖をたくさん使ったお菓子類や香辛料などの刺激物はアレルギーを引き起こす要因と言われているから、なるべく控えるよう心がけ
て下さい

身の回りに花粉を寄せ付けない事も大切です!
なるべく花粉のそばに身を置かないように。
又、近づけない事です。

①マスクの着用。
マスクは花粉の侵入を約半分に抑えられるといいます。
紙製品よりガーゼ製品のほうが湿度が高いため、鼻の粘膜の保護になります。

②メガネ・サングラス
普通のメガネをかけるだけでも、目に入ってくる花粉量は3分の1に。ゴーグルタイプや横の隙間をガードした花粉症用のメガネなら、16分の1に減らすと言われています。
杉・ヒノキの近くでは強力な味方です。

③帽子
全体的にツバのあるタイプが効果的です。
髪の長い人は小さくまとめるなどして、なるべく花粉がつかないように。

④洋服
花粉がつきにくく落としやすい、表面がツルツルした素材〈ナイロン・ポリエステル等)や静電気が起きにくい素材が良いです。
スカートの場合は裏地にまで花粉がつくので、パンツの方が理想です。
衣服に静電気防止スプレーや花粉症防止スプレーを使用するのもかなり効果的。

⑤帰宅時
家の中の花粉の80%以上は衣服から持ち込まれたものといわれています。帰宅時には衣服についた花粉をブラシなどでしっかりと掃いてから部屋に入る事を心がける。
上着や帽子などはなるべく部屋まで持ち込まないようにする。
家の中に入ったら、うがい・手洗い・洗顔・洗眼をなるべく習慣にしましょう。

ペットの花粉対策も忘れずに!

花粉症は私達、人間だけではありません。
私の愛犬ジョニーも連休中、山で走り回っていたら、くしゃみと鼻水を垂らしていました。
すぐ、自分用のニワナ-106を飲ませました。
もしかして、風邪かもしれませんが・・・・。

家の中へ侵入した花粉も取り除きましょう。

①まめな換気が大切です。
日中は花粉が多く飛散しているため、窓を開ける場合は夜間や早朝が良いと言われています。
またレースのカーテンをかけておくと、静電気により花粉の侵入をかなり防いでくれます。

②掃除をこまめに。
掃除機をかけるだけでなく、床などは拭き掃除を心がけて下さい。
テレビやパソコンのモニターは静電気で花粉がつきやすいので特に気をつけ、カーテンやソファー、ホコリのたまりやすいベッドの下などもきれいに掃除しておきましょう。
また、加湿器を使って部屋の中を乾燥させないようにしておくと花粉の舞い上がりを防げます。

③空気清浄機を活用すると便利です。
花粉症の症状が出るのは目・鼻・口。顔の高さに空気清浄機を置くことで、花粉撃退の効果アップ。ベッドルームでは布団のそばに置いて下さい。

ceo2010
著者:(株)TIGER 伊東正

病院で事前に予防の注射や薬を処方された方でも生活習慣の見直しや、花粉症の排除対策が大切です。

私も花粉症のつらい経験をした一人です。このコラムが少しでも花粉症を緩和出来ればと思い、書き込んでみました。皆様のお役に立てれば幸いです。

お読み頂きありがとうございました。

カテゴリー: すこやか通信 タグ: , , , , , , , パーマリンク