南アフリカの旅日記(前編)

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先月、お伝えしたように、南アフリカへ行ってきました。
南アフリカは、日本から、とても遠い国です。
今年1月11日、ルイボス農園グループのマーティン社長が、家族旅行で日本に来ました。
その帰り、TIGERへ来社された。
マーティン社長から「3月中旬、南アフリカではルイボスティーの収穫の季節です。我々の農園を視察しながら、南アフリカへ旅行はいかが・・・・・。」

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私は、是非、伺いたい!と即答しました。
旅行に行くと決まれば、ワクワクして旅の支度。
まずは、形から入ろう!
夏のジャケットを、タンスから出して、インディージョーンズのように、”パナマ・ハット”。 
古着のようなジーパンにカジュアルなシャツ。
早速、「地球の歩き方 南アフリカ」と言うガイドブックを書店で購入した。
道先案内人は、R・マーケット社のクリントンさんと、4歳になるお嬢さんミーシャちゃん。
私と、頼りになる通訳の伊東章の旅がはじまりました。
私たちと一緒に南アフリカへ旅立った気持ちでお話を聞いてください。

3月14日(水) 晴れ
クリントンさんと成田で待ち合わせをする。
フライトは18時40分
成田から香港まで、約4時間半。香港から南アフリカのヨハネスブルグまで、約13時間。
そしてケープタウンまで、約4時間。
南アフリカの人はカラダが大きいから、香港からは、エコノミーのシートでも広いと家族から言われたが、狭かった・・・。

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香港を離陸後、アナウンスが入る。
「只今より、機内は、消毒スプレーを散布いたします。コンタクトレンズを装着の方は目を閉じてください。散布の間、お席を立たないで下さい。」
キンチョールのようなスプレーを2本持ったスチュワーデスさんが、歩きながら、機内の天井にむかって噴射をする。
シューシュー・・・消毒くさ~い!  凄いことをする。  私は、はじめて体験した!
さて、13時間は長いフライト時間です。
機内の映画やニュースは、英語・中国語・イタリア語・フランス語・現地語????
日本語版を探しても見つからない。
だから、ワインで気を紛らわせ、目を閉じ夢の世界。

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左からお母さん、ミーシャちゃん、クリントンさん

そして、日付は変更された。

3月15日(木) 晴れ
朝、7時にヨハネスブルグ空港に着きました。
現地で生活しているクリントンさんのお母さんが、出迎えてくれました。
これは可愛い孫娘のミーシャちゃんに会う事を楽しみに待っていた。
お母さんは、日本へ時々来日、ミーシャちゃんは、南アフリカが初めてです。
お母さんは、孫娘と、南アフリカの大自然を共有したいと、気持ちは膨らんでいる。
そこに便乗し、私たちも、南アフリカの探検に参加できた事はラッキーです。
お母さんは、毎年1ヶ月位、ジャングルの奥地で、キャンピングカーに乗り、生活している自然愛好家と聞きました。
だから、車の運転も、上手い!
高速道路に入ると、道路は広く、真っ直ぐです。  
時速120キロ以上で、約4時間半ぶっ飛ばす。
トイレの休憩は2回だけ!
少なくても、空港から480キロ走っている計算になる。
日本の道路と違い、周りの車もスピード違反と思えた。

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やがて、小さな村に到着しました。
更に、山奥へ1時間。
ここからは、お母さんの目的地BONGANIへ。
山道だから静かな運転で走る。
南アフリカが人種差別アパルトヘイトの頃。1990年ネルソン・マンデラ氏が牢獄から釈放された。
その後、BONGANIで静養され、4年後にマンデラ大統領が誕生しました。
この地で、マンデラ元大統領は、心身ともに癒した。
その住居跡の正面ロッジが、私たちの宿でした。

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宿泊したロッジ

さて、私たちのガイド役は、軍人のような2人。
そして、軍用トラックのような車。
これが日本のトヨタ製でした。
これはまたカッコいい。
軍人のような2人とは、真っ黒な体で、引き締まった黒人兵と、体が大きく、がっちりしている、大らかな白人女性兵です。
私達が到着すると、ロッジに通され、ゆっくりとする間もなく、ジャングルの奥地へ・・・・・。
車で「けもの道」のような道を、約40分進む。

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その間に、野生のシカと遭遇。
シカは集団で、草をわけあうように食べていました。
遠くからは、数匹で囲むようにハイエナの集団が狙っている。
でも、シカは賢く感知すると、素早く逃げて行った。
その光景を見ながら車はゆっくりと走る。

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大きな木が風に揺れ、木々がそびえ立つ場所に来た。
野生のキリンと遭遇。
実に大きい!
私が知っているキリンとは違う。
毛並みも良い、色も深く綺麗だ。
キリンが、首をゆっくりと動かし、私達を尻目に去って行った。
歩くとおしりも筋肉が盛り上がる。
ほんとにグラマラスでした。
映画ジュラシックパークの草食恐竜を見ているようだ。
※写真を見てください。

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さて、車は、ぬかるんだ道を約1時間。
小さな湖に出る。
バファローと対面もした。
これも毛並みは黒々と雄大。
シャッターチャンスを逃がした!
更に、山へ向かい走る。
バリバリと木の枝が折れる音がする。
今度は、野生のアフリカゾウの群れに遭遇した。
この光景は、非常に珍しいとガイドが話していた。  
奥地での探検は翌日も続く。

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BONGANIの丘より見下ろすサファリ

3月16日(金) この日は、とても暑い日。
朝4時30分起床。
窓を開けたら、シカの親子が歩いている。
外へ出て、近づくと、私と一定の距離を置き、草を食べている。
警戒感はあるが、嫌われていないみたいだ。
私たちは、朝食を済ませると、昨日に続き、ジャングルの奥へと向かいました。
のんびりと、野生の動物、見たことのない鳥、植物などを観察。
小さな湖の前で、野生動物がいないのを確かめ、大自然を満喫した。
素晴らしい2日間でした。

3月17日(土) 晴れ

朝の散歩。
もう、ここには、訪れないだろう。
思い出を沢山頂いた。
南アフリカは、大自然に恵まれていた。
しかし、大きな社会問題も抱えている。
1つとして、「エイズ孤児」の問題です。

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私達は、その子達を預かる、施設ツー・シスターズに訪問いたしました。
クリントンさんのお母さんは、クリントンさんと孫娘ミーシャちゃんにも、南アフリカの実情を、肌で知ってもらいたかったと思います。
親がエイズ患者で子供が孤児となっている。
その孤児200人以上を自費で養っている人もいました。
この施設へ2、3日前に、慶応大学の教授と生徒数人が訪れたとお聞きした。
施設へ着くと、正面玄関に日本の国旗が書かれている。

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食糧も足りない。
国からの援助もなく、養っている。
出来うる限りの国際援助を期待し、個人的には応援もしたい。
そんな気持ちで施設を後にしました。
さて、これから、ヨハネスブルグ空港から、ケープタウンへ向かいます。
ヨハネスブルグ空港まで車で4時間。
一路、目的のケープタウンへ。
ケープタウンのホテルへ着いたのは遅くなり、食事はなしでした。

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紙面の関係で、ルイボス農園と近代工場は、次号でお話させて下さい。
長い文章を読んで頂き、感謝いたします。
ありがとうございました。

伊東 正

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